1. 古板と金属で作る“ヴィンテージ・スタイル”オフィス

リノベーションオフィス

古板と金属で作る“ヴィンテージ・スタイル”オフィス

サンライズ六本木 2016/03/06

s6b03

Room Summary
ビル名 サンライズ六本木
号室 6B号
所在地 港区西麻布3丁目
賃料  募集終了いたしました 
面積 11.00坪
 募集状況   募集終了いたしました 

建物は、六本木ヒルズに隣接する西麻布3丁目にあり、六本木通りの喧騒から逃れて、落ち着きを感じるテレ朝通り沿いにあります。

今回フルリノベーションした6B号のテーマは“ヴィンテージ・スタイル”。

目指したのは、新しい部屋なのに、使い込んだ風合い、馴染んだ色合いの一点もの。古木板と金属板、左官などのテクスチャーで、落ち着きのあるヴィンテージ空間を作りました。

玄関の床には、磁器のモザイクタイルを貼り、レトロな重厚感を出しました。

玄関の壁には、床材にも使った足場板を貼りました。そして金網を使ったディスプレイBOXを設置。ブラケットライトもビンテージ感のあるライトを設置し、エントランスへ入った瞬間に違いを感じさせます。

室内の床は、足場板の古木を敷き詰め、長年つかいこんだテイストに仕上げました。

壁は、手塗りの左官塗装。手作業ならではの風合いを感じさせます。壁の一部には、トタンの腰壁と黒板塗装を施し、メイン照明にはレトロ感のあるペンダントライトを吊るし、インダストリアルな雰囲気を醸し出しています。

細部にもこだわり、コンセントプレート、スイッチプレートは、陶器製プレートを使用しました。

流し台の天板は木製を採用し、オリジナルで製作しました。もちろん水栓にもこだわり、内装とマッチしたインダストリアルな水道蛇口をとりつけています。

トイレの壁は、左官仕上げで、職人が手作業で塗りました。ペーパーフォルダーやタオル掛けにもこだわり、ハンドメイドのアイアン製をとりつけています。


西麻布3丁目は、築年数40年を超える 建物が多く、建て替えや大規模修繕が必要な時期に来ています。
そのため、周辺一帯を再開発する話し合いがスタートしました。
しかし、計画の実現は、まだまだ先の話です。

4,5年後先の未定の計画があるため、地域のビルオーナーは、建物の改修に手をつけることをためらい、なかば放置されているビルも見受けられます。

そんな西麻布3丁目にある昭和45年築の“サンライズ六本木”は、日本の高度成長とともに、様々なテナントの入居と巣立ちを見守ってきました。

サンライズ六本木には、このビルで会社が成長したため、ゲンを担いで長年入居している有名芸能人所属の芸能プロダクションも入居しています。

そんなサンライズ六本木に、もう一度スポットライトをあてて、最後の舞台に立たせてあげたい。

みんなに気に入られて、人に自慢できるオフィス、人を呼べるオフィス、外出から早く帰ってきたくなるオフィス、そして、テナントの思い出に残るオフィスを作りたい。

そんな気持ちで、この部屋をリノベーションしました。

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