03-6912-6640 Mon~Fri 9:00~18:00
M&KカンパニーINFORMATION
店舗・事務所の賃貸ノウハウ 2016/11/02
オフィスを移転する場合、いつから探し始めるのが良いでしょうか?
遅すぎれば移転準備が間に合わなくなりますし、早すぎてもうまくいきません。
ポイントの1つは、現在借りている事務所契約の解約予告期間です。
住宅は1ヶ月前予告が多いのですが、事務所の解約予告期間は3ヶ月~6ヶ月というパターンが多くなっています。
■通常は、解約通知を先に出す
業務に支障の無いタイミングなど、引越しの時期が決まっている場合や、物件へのこだわり条件が少ない場合、解約通知を出してから物件を探します。
良い物件が見つかっても、解約までの期間が数ヶ月あると、家賃重複の負担が大きいためすぐに契約できないことがあるからです。
一般的な事務所の場合、3ヶ月あれば、物件を見つけて、契約、移転準備、引越しまで可能です。
そのため、物件にこだわりが少なく、できるだけコストを抑えて事務所を移転したい場合は、先に解約通知を出してしまうほうが、スムーズに進みます。
■こだわり条件が多い場合は、物件が見つかってから解約
移転先オフィスの周辺環境や、ビルのグレード、各種設備の条件など、特にこだわり条件が多い場合は、物件が見つかってから解約通知を出します。
移転する理由があって事務所を探すわけですが、その理由が多い場合、すぐに希望どおりの物件が見つかるとは限りません。
希望にあう物件が市場に出ていない場合、条件にあてはまる物件が新しく出てくるのを待つか、物件の条件を少しずつ見直しながら物件を探すことになります。そのようなケースでは、事務所であっても希望にあうものが見つかるまで、半年くらいかかることがあります。
また、希望にあう貴重な物件が見つかったら、できるだけ早く契約しなければなりません。それを逃したら、次の物件に出会うまで、また半年ぐらいかかってしまうからです。。。
一方で、解約期間が多く残っている状態で解約するわけですから、一時的に新旧事務所の両方の家賃を払う必要があります。そのぶんお金はかかりますが、特にこだわり条件が多い場合は、それも必要経費として見込んでおく必要があります。
Page Top