1. 【物件探し】 居抜き店舗を探す2つの方法とは?

M&KカンパニーINFORMATION

【物件探し】 居抜き店舗を探す2つの方法とは?

店舗・事務所の賃貸ノウハウ 2016/12/07

DSCF580902

 

 

 

 

飲食店の居抜き物件をあつかっている業者は、大きく2種類あります。

1つは不動産会社、もう1つは居抜き物件紹介会社です。

■不動産会社が扱う居抜き物件

居抜き物件には、内装設備の譲渡費用として、造作譲渡料がかかります。しかし、不動産会社の扱う物件は、多くが造作譲渡料ゼロです。

不動産会社から募集が出ている居抜き物件は、貸室および設備の所有権が大家さんにあります。その造作は、前のテナントがそのまま放棄して、無償で残していったことが多いので、大家さんは造作でお金をもらう必要がありません。だから造作譲渡料はゼロになることが多いのです。

注意しなければならないデメリットは、無償で内装や厨房設備を引き渡すので、実際に使えるかどうかの保証がありません。性能保証なしの現状渡しが、原則になります。

■居抜き物件紹介会社が扱う物件

ここでいう居抜き物件紹介会社は、居抜き店舗を仲介するけれども、不動産免許は持っていない会社のことをさします。その会社も、不動産会社が募集していない居抜き店舗を数多く扱っているので、居抜きを探している人にとっては、抑えておきたいところです。

不動産会社との違いですが、居抜き物件紹介会社は、大家さんからではなく、現在営業しているテナントから依頼を受けて、次のテナントを探していることが多くあります。

メリットは、情報が速いということです。

現在営業しているテナントは、造作が高く売れるのであれば、お店をやめたいという人もいるので、大家さんや不動産会社が知らないあいだに、話が進んでいるケースもあります。

一方、そういう事情があるので、居抜き紹介会社が紹介する物件の多くには、造作譲渡料が発生します。しかし、大家さんから無償でもらうケースとは違って、使える保証のあるものに値段がつくということになります。

以上の点から、確実に、市場に出ている居抜き物件の情報を抑えたいのであれば、大家さんから物件情報をあずかっている不動産会社と、テナントから物件情報をあずかっている居抜き紹介会社と、両方から情報を収集するのがベストです。

Category

Archives

Recent Entries

Page Top