1. 欧州の香り漂う“フレンチ・カジュアル”オフィス

リノベーションオフィス

欧州の香り漂う“フレンチ・カジュアル”オフィス

サンライズ六本木 2014/09/30

サンライズ六本木4A号

Room Summary
ビル名 サンライズ六本木
号室 4A号
所在地 港区西麻布3丁目
賃料  募集終了いたしました 
面積 14.00坪
 募集状況   募集終了いたしました 

建物は、六本木ヒルズに隣接する西麻布3丁目にあり、六本木通りの喧騒から逃れて、落ち着きを感じるテレ朝通り沿いにあります。

今回フルリノベーションした4A号のテーマは“フレンチ・カジュアル”。

玄関を入って目に飛び込むのは、正面のピーコックブルーのリブ材ウォール。欧州のアパートに見られる鮮やかで大胆な色を採用しました。

玄関の壁には、足場板古材仕上げの棚板を吊りました。メインルームにも同じ材料をつかって、収納やディスプレイに使える化粧棚を設置しています。

メインルームの床は、フローリング調の塩ビ素材、壁は白クロス、天井はスケルトンで白色塗装。これらは、あえて新しいものを使わず、傷を残しながら、磨き上げ、塗り直すことで、使い込まれたアンティーク風のシャビーな雰囲気を作り出しました。

一方で、壁や天井の塗装には、最先端の光触媒塗料を使っています。アンティーク風に見えながら、密かに消臭・抗菌効果のある現代の技術が使われています。

室内のメイン照明はLEDで、調光・調色機能付き。自分好みの光空間を作ることができます。

そして、細部にもこだわり、コンセントプレート、スイッチプレートは、陶器製プレートを使用しました。

流し台の天板は木製を採用し、オリジナルで製作しました。もちろん水栓にもこだわり、内装とマッチしたレトロな水道蛇口をとりつけています。

トイレの壁は、左官の荒仕上げで、職人が手作業で塗りました。手洗い台は、コンパクトな木製で、水栓は真鍮製のものを採用。ペーパーフォルダーやタオル掛けにもこだわり、ハンドメイドのアイアン製をとりつけています。

サブルームは、メインルームと離れた個室になっており、応接や商談スペースとして利用できます。

建具や見切りは、フレンチカジュアルのイメージにあわせてホワイトで塗り、部屋全体の統一性とウォームな空間をつくりだしています。


西麻布3丁目は、築年数40年を超える 建物が多く、建て替えや大規模修繕が必要な時期に来ています。
そのため、周辺一帯を再開発する話し合いがスタートしました。
しかし、計画の実現は、まだまだ先の話です。

4,5年後先の未定の計画があるため、地域のビルオーナーは、建物の改修に手をつけることをためらい、なかば放置されているビルも見受けられます。

そんな西麻布3丁目にある昭和45年築の“サンライズ六本木”は、日本の高度成長とともに、様々なテナントの入居と巣立ちを見守ってきました。

サンライズ六本木には、このビルで会社が成長したため、ゲンを担いで長年入居している有名芸能人所属の芸能プロダクションも入居しています。

そんなサンライズ六本木に、もう一度スポットライトをあてて、最後の舞台に立たせてあげたい。

みんなに気に入られて、人に自慢できるオフィス、人を呼べるオフィス、外出から早く帰ってきたくなるオフィス、そして、テナントの思い出に残るオフィスを作りたい。

そんな気持ちで、この部屋をリノベーションしました。

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