1. 【物件探し】 競争率の高い1F路面店を探すコツ

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【物件探し】 競争率の高い1F路面店を探すコツ

店舗・事務所の賃貸ノウハウ 2016/10/05

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お客様から要望が多い店舗物件で、1Fの10~20坪程度、人通りが多い場所の店舗というものがあります。

この手の物件は、競争率が高く、契約できる可能性はかなり低いのが現状です。特に、個人で初めてお店を出す場合、ほぼ不可能と考えたほうが良いです。

1F で、20坪以下、しかも人通りが多い場所となると、どんな商売でも成功しそうな物件です。募集が出ると、即座に申込みが何件も入ります。大家さんは、その 中から1社を選んで契約します。だいたい、募集が出てから申込みを締め切るまで1週間程度と考えてください。情報が出てから1週間が勝負です。週に1回物 件を探しているようでは遅いので、毎日のようにチェックする必要があります。

1週間で10件以上入った申込者リストの中から、大家さんが誰を選ぶか。やはり大きい会社か、すでに何店舗もお店を出して成功している人を選ぶことになります。よっぽどのことがないかぎり、個人で初めて店舗を出す人が選ばれることは、まずありません。

もし、初めての出店なら、人通りが少なくても、駅から少し遠くても、家賃が安くて、競争率が低い物件でスタートするのが現実的です。そして、そのお店で成功したら、その次の店舗、または3店舗目以降で、1等立地の物件にチャレンジしてください。

すでにお店を営業して成功している場合は、契約できる可能性があります。

ま ずは、物件を持っていそうな不動産屋にあたってみます。しかし、物件が見つかるまで、半年以上、数年かかるのを覚悟する必要があります。その間、不動産屋 に忘れられないように、月に1回か、2ヶ月に1回程度、定期的に物件が出ていないか確認の電話やメールを入れます。そうすることで、物件をまだ探してい る、本気で探している、というメッセージを不動産屋に伝え続けます。

ま た、出入りの業者にも「お店を探している」というメッセージ発信しておくと効果があります。飲食店の場合、酒屋さんや八百屋さん、他の業種であれば、OA 機器のメンテナンス業者、取引先の営業マンなど、他のお店に出入りしている営業マンたちは、閉店や開店の情報をいち早く知っていたりします。そこから情報 を得て、不動産会社に確認するというわけです。

さらに、数十店舗以上を経営する会社になると、店舗を探すためだけの、店舗開発担当者をやとって探しています。大手チェーン店は、この方式です。

1F 路面で、人通りがある場所の手頃な物件は、家賃も高いので、高収益で成功している業態じゃないと長く続きません。あなたのお店が繁盛して、誰もが認めるよ うなお店になったら、自分で探さなくても、向こうから借りてくれませんか?と言われるようになるかもしれませんね。

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